ドクターの腰掛ける場所と矯正歯科治療終盤の口腔内写真

Q.どういう矯正歯科がいいの?

 

A1.治療者が患者さんの正中線上にいるところ。

 

助手というものは、口腔内写真を撮り整理する生き物だと思いなせぇ…

※口腔内写真というのは、矯正歯科のサイトによくある、口の中を撮影したものです。基本的に、正面、左右、上下の咬合面を撮影します。(他の方向から撮影することもあります。)

 

前の職場で疑問に思っていたことがある。

矯正歯科治療が終盤になっても、右はしっかり咬んでるが誰も彼も左の咬み合わせが甘いのだ。

そもそもの症状が顎変形症ぎみだったりもともと咬合面が平行でなかったり、という場合もあるけれど、それにしても。。。

治療を見ていても、ドクターは患者さんの右側に座ってあまり動かない。

 

バキュームや3wayシリンジの位置もあるし、チェアサイドのワゴンの可動範囲もあるので、完全に右や左に自由に動くというのは無理にしても、多少は患者さんにどっちか向いてもらわないとワイヤーをセットできないにしても。。。写真、チェックしてますかドクター。。。と思っていた。

 

で、それを立て直すことができるのも、ドクターなんだと思う。

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治療中のドクターがどこに座っているか知りたい場合は、他の方の予約が入ってるとこが見える時間に相談に行きましょう。

5分程度の多少の待ち時間は、他の患者さん、つまり未来のあなたがどう扱われているのか観察するために無駄にはならないでしょう。